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アルモドバル監督新作 La Piel que Habito
サンホセの映画館 Sala Garboで、ペドロ・アルモドバル監督の新作 La Piel que Habito を見てきた。
日本では 「私が、生きる肌」の邦題で5月26日公開だそうだ。
全身にやけどを負った妻を救うため人工皮膚を開発した主人公が、妻を救えなかった苦悩と、娘の死をきっかけにのめりこんでいく後戻りのできない狂気と倒錯の世界。
私たちの肌は、人間であること、そして人種を表出するものだ。
それがアイデンティティの全てではないとしても、それをそっくり失って人工の肌をまとうとしたら私たちのアイデンティティはどうなってしまうのか?
アルモドバルの作品は、性と暴力と家族のテーマが多いけど、今回はその全て盛り込んで総括って感じ。
でも、ちょっと主人公の生き方、倒錯しすぎててあまり好きな作品ではなかった。
邦題「私が、生きる肌」もうまく考えたな、と思うけど、英語のタイトル The skin I live inから考えたのかな?
La Piel que Habito.... 「この肌の下に」「私がまとう肌」とかどうかな?
タイトルや字幕翻訳は感性と特殊なテクニックが必要だろう。でもチャンスがあればやってみたいジャンルだ。

La Piel que Habito URL

Sala Garboは客席200ほどのこじんまりした映画館だが、ハリウッド映画ばかりのサンホセの映画館の中で、ヨーロッパやアジアの名画を頑固に上映し続ける貴重な存在。でも昨日は、私を含めて5人しか観客いなかった・・・。去年閉館したCine Magalyの運命をたどるのも近いかも・・・。 頑張れ、サラ・ガルボ!

スペイン | 20:53:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
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