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コスタリカの臓器提供事情
5月18日付のラ・ナシオン紙にこんな記事が出ていました。
「コスタリカに住む6万8千人の外国人がコスタリカ人に対する臓器提供を承諾している」
2006年以降、コスタリカ政府は、外国人の身分証明書の申請書に、「臓器提供意思表示」の質問を入れています。
それに「はい」と答えた人が6万8千人というわけです。
そのうちわけはニカラグア人(73.8%)、コロンビア人(7.4%)、米国人(3.2%)、エルサルバドール人、キューバ人と続きます。
存命中の臓器提供もありだそうです・・・
記事の論調は、外国人のおかげで、移植手術を待っている660人のコスタリカ人が救われる、ありがたい、というものでしたが、私はとっても嫌な気持になりました。
コスタリカ人は、臓器提供についての情報がほとんどない上に、埋葬されるときは五体満足で(?)埋葬されたいという考えなので、ドナーが100万人に3人しかいないそうです。
コスタリカの人口は470万人なので、手術を待っている660人に対して15人くらいしかいないってことで、とても間に合いません・・・。
臓器提供意志について、自国民には積極的に聞かないで、外国人にだけ、表面的には強制ではないにしろ、身分証明書の申請書でそれを聞くというのは公正なやりかたではないと思う。

日本も欧米に比べてドナーの割合が極めて低い国のひとつだそうです。
昨日、タイのこどもの人身売買をテーマにした「闇の子どもたち」という映画をみました。
心臓病の日本の子どもに心臓を移植するために犠牲になるタイの女の子のお話が出てきました。
あくまでもフィクションだそうですが、世界中で自分の意志による臓器提供が普通のことにならない限り、お金のために臓器を提供するという実態はなくならないでしょう。
新聞記事や映画をみて、日本やコスタリカ、臓器提供率が低い国ではもっといろんな工夫をして啓蒙していかなければいけないと考えさせられたのでした。
そういえば、春に日本に帰った時、区役所でもらった国民健康保険証の裏に臓器提供意思表示欄がありました。
自分の署名だけでなく、家族の署名の欄もありました。
こういうことがあると、自分のこととして考える機会になりますね。

コスタリカ | 23:52:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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