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NHKラジオテキストにグアテマラの記事を書きました
NHK ラジオテキスト 「まいにちのスペイン語」2月号に、グアテマラの記事を書きました。

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マヤ・ワールド全開、グアテマラ
                   
時を司る20のナワル
ピースボートの通訳ボランティアで太平洋岸のプエルト・ケツァルに着いたのが去年の6月。同行したツアーの小学校訪問では,子どもたちがグアテマラの多民族,多言語,多文化を紹介する踊りや歌,この国が発祥の地とされる楽器マリンバの演奏,マヤ暦の展示で歓迎してくれました。グアテマラはかつてマヤ文明の栄えた地です。  
マヤ暦のひとつツォルキン暦では,時間は20種類のナワル(守護霊的動物)によって守護されると考えられています。ナワルは日々交代しながら、年間13周期で260日を司っているとか。人は誕生日のナワルによって役割,性格が定められているとの事でした。私のナワルは「赤い蛇」。社交的な性格で,人と接する仕事に向いているそうです。子どもたちも「私は亀」「僕はジャガー」と自分のナワルを教えてくれました。ナワルによる職業はさておき,「将来何になりたい?」と聞いたら「消防士」「コック」「秘書」「看護師」などいろんな答えが帰ってきました。でもいちばん人気はなぜか「獣医」。

伝統を今に受け継ぐ暮らし
ピースボートを下船した後,古都ラ・アンティグア,マヤ遺跡ティカル,世界一美しい湖と言われるアティトラン湖などを廻りました。遺跡や景色もすばらしかったですが,いちばん印象的だったのは先住民の存在感。グアテマラは今でも国民の約半分が先住民です。彼らが、観光客向けのパーフォーマンスではなく、部族ごとに特徴のあるカラフルな民族衣装に身を包み、独自の言語を話し,伝統や習慣を今に受け継いで暮らしている事は新鮮な驚きでした。ちらりとお見かけした,先住民の人権擁護運動家リゴベルタ・メンチュさん(1992年ノーベル平和賞受賞者)も,鮮やかな刺繍のキチェ族の衣装を身にまとっていました。

小さな町の市場で先住民の人たちと交流
先住民の人たちとたくさん交流できるのが,高山地帯にある小さな町チチカステナンゴで市場が開かれる日。毎週木曜日と日曜日,先住民の人たちが周りの村から集まって来て,民芸品や野菜や果物を売り買いしています。教会正面の石階段は花市に変身し,花のじゅうたんと化し,甘い香りでむせ返るようです。教会の中に一歩入ると、そこはカトリックと土着の民間信仰が混ざり合った不思議な雰囲気。隅っこでは、数人の女性たちが車座になり何やら真剣な面持ちで話をしています。輪の中心にいるのが予言や治病などを行う女性シャーマンで,子どもが欲しい女性たちが,子宝に恵まれるための相談をしているのだとガイドさんが教えてくれました。

酒と煙草と女性を愛す神様
アティトラン湖畔で出会った土着信仰のひとつでおもしろかったのが,マクシモンへのお参り。マクシモンは土地の人々の神様で,酒と煙草と女性をこよなく愛し,スカーフ集めが趣味と言われています。おもしろいことに1年に1度,お引っ越しをします。皆がお参りに来るマクシモン像は,葉巻をくわえ,派手なスカーフを何本も重ね巻き、背広に帽子というファッションで,怪しげな小屋の中に鎮座しています。拝観料として数ドル,写真撮影はさらに追加料金が必要です。かなりきな臭い話ですが、健康,豊作,縁結び,商売などのご利益だけでなく,なんと復讐(ふくしゅう)までも祈願できるとか。清濁併せ持った神様で,お参りする人の列が途切れる事がない人気者です。
グアテマラとは,先住民の言葉でQuauhtlemallan「木がたくさんある場所」という意味。グアテマラの森の中には私たちが知らない世界,秘密がまだまだ眠っていそうです。



未分類 | 08:07:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
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