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自前の軍隊を持たないコスタリカに米軍がやって来た
ベネズエラから引っ越してきて1ヶ月ちょっとだが、中南米のご近所といってもこの国はかなり異質だ。反米急先鋒のチャベス政権とは打って変わって国をあげてかなりの親米国だと感じる。米国インテル社が1998年に操業開始して以来コンピューター用のマイクロプロセッサーがコスタリカ最大の輸出商品だということだし、米国からの観光客も多い。そして、今年後半、数千人規模の米軍兵がこの国にやってくる。
コスタリカは、1949年施行の憲法により、常設的機関としての軍隊を禁止しており、国内の治安は警察が守っている。ところが近年麻薬問題が拡大し警察だけでは手に負えなくなったようだ。「人道支援、麻薬対策のため」という名目で、7月~12月にかけて46隻の米国軍の船がやってくることが国会で賛成多数で可決し、先日8月20日1000人の乗組員を乗せた艦船「Iwo Jima 硫黄島」が、カリブ海のリモン港に入港した。ベネズエラのチャベス大統領は「コスタリカへの米国軍の派遣は地域を不安定にする」と猛反発。ボリビアのモラレス大統領は8月31日軍関係者を前にした記者会見で「コスタリカが軍隊を持たないというのは本当ではない。彼らの軍隊は米国軍だ」と発言し、コスタリカ側の反発を招いた。その後、モラレス大統領は発言の不適切を認め陳謝している。駐ボリビアのコスタリカ大使館の閉鎖も予定されていたがとりあえずはそのまま駐在ということでおさまった。武力を放棄した国に外国軍。日本の基地問題、平和憲法、戦争放棄と通じるテーマでもあり注目。

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